嵐山に自販機 一部収益寄付
京都市の財団18日設置 京都市が100%出資する財団法人「市景観・まちづくりセンター」(下京区)は18日、京町家の保存や再生のための基金「京町家まちづくりファンド」に、収益金の一部を寄付する自動販売機を右京区の嵐山に設置する。ジュース1本で最高7・2円がファンドの収入になるしくみで、自販機の前面に、京町家の保存を呼びかけるメッセージも掲げる。まちづくりセンターは「缶ジュースで京町家の保存を応援して」と、支援を呼び掛けている。 自販機は景観に配慮して、表面を薄茶色で統一した。高さ1・83メートル、幅1・17メートル、奥行き0・74メートル。観光バスの駐車場に面したレストランの敷地内に設けられる。 販売価格の2~6%が飲料メーカーを通じてファンドに寄付される。1本120円のジュースで、2・4~7・2円相当。 レストランの担当者は「町家は京都のまちに無くてはならない。町家を残していくためにも、こうした自販機が広がってほしい」と話している。 ファンドは2005年9月に設立された。インターネットなどで寄付を募っており、寄付総額は現在、2700万円。まちづくりセンターはファンドの資金を活用して町家の改修事業に取り組んでおり、昨年度は7件、今年度は13件の町家を改修した。今年度中に自販機をもう1台設置する。(村上祐章課題)(平成19年12月15日 読売新聞)
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